黄昏<CATS> 
 茶猫20歳ジュニ☆
 白チョコ猫15歳ホルス☆
 キジ猫14歳ポー☆
 アメショ茶15歳エル
 白黒もうすぐ10歳アリスの5猫ズ駐留中♪

| CALENDAR | RECOMMEND | ENTRY | COMMENT | TRACKBACK | CATEGORY | ARCHIVE | LINK | PROFILE | OTHERS |
大好きだよ(1)
今から15年前の1994年3月19日、私は銀色のシマ猫を亡くした。名前を初代愛猫の白黒猫ニャン介からひきついでニャン蔵といった。
彼は雑誌の里親募集の記事で知り合った方からの紹介でとあるボランティア団体から引き取った。出来れば、白黒猫を希望していたが、ボランティアの人からの電話で残念ながら今白黒はいない、アメショーハーフの6ヶ月の子はどうでしょう?と持ちかけられた。アメショーという売り言葉には全然興味は無かったけれど、6ヶ月と言えば子猫の範疇からは少し出ている気がする。私が引き取らなければどうなるだろうと使命感に駆られて、顔も見る事無く即断で引き取った。連れてこられた子猫(?)は模様的にはどう見てもサバトラで、口の周りやお腹や足先に白い部分があった。大きさも6ヶ月にしても大きい。
ボランティア団体は一枚の紙で受け渡しが成立すると、風のように去って行き、その後一切連絡は無かった。でも、そんなことはどうでも良いことだった。
ニャン蔵ちゃんは、大きな体と顔に似合わず、とても控えめで、優しい、大人しい子だった。日中はほとんど部屋の隅っこで寝ていて、夜になると出てきて、私の座っている椅子に乗ってきて、後ろの開いた空間にハマって、背中がくっついているだけでずっと嬉しそうにしていた。夜は布団には入らなかったが、枕元で朝まで寝ていて、朝になると部屋の隅っこに移動する。
ジュニとの関係も良好で、二匹も猫がいるとは思えないような静かな時間が流れていた。
2年後、ニャン蔵ちゃんはスパルトイが出来て一月ほど病院通いをした。順調に回復して元気になっていたのに、突然逝ってしまった。最後まで名前を呼ぶと尻尾を振って返事をしてくれた。苦しかった筈なのに最後まで優しくて、良い子だった……。

半月後、ニャン蔵ちゃんを失ったショックから立ち直れないまま里帰りした私を待っていたのは2匹の子猫だった。
田舎にはジュニの姉妹のブラとミケを引き取ってもらっていた。田舎なので、出入り自由、避妊手術なんて考えは毛頭無しの状態だった。私が帰った4月8日、ミケの娘のミケコがまず2匹を押入れの中で産み、次の日ブラが同じ押入れで2匹産んだ。計4匹を2匹の母猫が交替でまとめて育て出した。
子猫たちをどうするのかと家族に聞くと、無常にも捨ててくると言う。ニャン蔵ちゃんを亡くしたばかりの私は、さすがにそれを見過ごせず、最初に生まれた2匹は引き取るので育てて欲しいとお願いした。しいては、他の2匹も田舎で……という望みと共に。

そして、2ヵ月後、私は約束どおり、子猫を引き取りに田舎に戻った。
最初に生まれた2匹を……という心積もりでいたのに、蓋を開けて見ると、白にチョコレート色の模様の入った子猫は、姉妹の長毛のミケでは無く、ブラの子の活発な黒猫の後を弟分のように慕って、常にチョコチョコ追いかけている。悩んだが、兄妹ではなく、仲の良い2匹を貰うことに決めた。

帰りの新幹線に手荷物として持ち込んだ。黒猫は、ぬばたまのように黒いことから、ヌバとあっさり決まった。白にちょっと変わったチョコレート色模様の子猫が、ホルスになった。
ホルスという名前は、エジプトの太陽神にして、青い鷹の目を象徴としているホルス神から頂きました。何故なら、子猫の頃の彼は、逆三角のシャープな顔に、それはそれは印象的な水色の瞳をしていて、エキゾチックな猫だったのですw

今日、古い手帳を見つけて開いてみたら、奇しくも丁度15年前の今日がホルを田舎から連れて来た日だとわかりました。
あれからもう15年も経っていたんだね、ホル。

仲良し3猫組でした

☆1日(月)続き

夜9:00 病院 GLU 442

昼頃に、ジュニの右目がポーにでもヤラれたのか、結膜炎を起こして膨れていたので、薬も貰ってこようと思って病院に行く。

が、病院に着くと、先生から小さな痙攣が断続的に出てきてしまったと告げられた。見ると、確かに、手足が今まで無く動き、細かく震えている。
数値が少しずつとはいえ下がって来ていたので、先生ももしかしたら……と思っていてくださったそうだ。しかし、このまま痙攣状態が続いて、大きな痙攣が来れば、そのまま……という可能性もありますと言われる。
先生は病院に泊り込んでホルを診てくれているが、ずっと付きっ切りという訳ではない。

「今日、連れて帰ります」

ホルの細かに震えている足の先を見ながら、私の心はすぐに決まった。それまで、いつが連れ帰るタイミングなのかずっと悩んでいたのに。
絶望した訳では無い。もうお仕舞だと思ったのとも少し違う。
ただ、このタイミングなのだとわかった。
ホルが神経症状に襲われて、不安と恐怖の中で、冷たい病室の銀色の壁をけり続けるのを想像したくない。
苦しさや怖さや不安も家に帰ったことで、少しでも和らげられるのでは無いかと思えた。意識が薄れているとしても、いつもの空気は伝わるだろう。

先生からは大きな痙攣が来た場合は何も解らず暴れてしまう可能性もあるので、ケージに入れて、発作の間は怪我をしないようにタオルでグルグル巻きにしてくださいと指示を受ける。
元気だったら、明日の朝も診て、点滴をしましょうとのことで、点滴の針は刺したまま帰宅。

部屋に入り、キャリーバックから出して、カーペットの上にそっと手を添えたまま寝かせた。
「ホル、オウチだよ」って話しかけて「みんないるよ」
最初に、一番反応が心配だったアリスが近づいてきて、ちょっと匂いを嗅いだ。クンクンして、ちょっとだけホルを舐めていた。
ジュニは我関せずで通り過ぎようとした所を呼び止めたら、一瞬だけ立ち止まって顔を近づけた。
ずっと台所に篭もりっきりだったポーを呼んできてみたもののポーはさっさと台所に帰っていきました。
テーブルの上から覗き込んでいたエルは、抱き上げて近づけると、そっと顔を舐めた。
さらりとした出迎えの後は、他猫ズはいつも通りに好きな場所で過ごす。アリスがしつこいくらい叫び続けて、ご飯を要求するものありといつもの日常。
そんな騒がしさの中で、ホルがゆっくりと手足を伸ばせるように改造した大きいダンボール部屋に寝かせる。ホルはなんだかゆったりとした顔になったようだ。
手を入れて、そっと撫で続けた。時々足がピクンと痙攣しているような動きをする、足を突っ張って体が反り返りそうになる。「大丈夫だよ、傍にずっといるよ」って話しかけると、痙攣が不思議なくらいひいていって、また静かに眠り出す。その繰り返し。
0
    | 17:26 | 猫暦記*09 | comments(2) | - | posted by ガラシャ |
    Comment








    ホルさん、お家にいるんだね。よかったね。
    病院はいやだよね・・・ポロ蔵も病院は大嫌いだっいた。。。
    お家がいいね。みんなの傍がいいね。
    みんなホルさんが大好きだよ☆
    posted by みーたん | 2009/06/06 10:30 AM |
    ☆みーたんさん。

    ポロ蔵さんも病院嫌いだったのに、いっぱいいっぱい頑張りましたよね♪
    ホルもウチに帰ってきたのがちゃんとわかったみたいで、本当に穏やかで、静かに眠れたと思います。
    他の猫ズが五月蝿かったのが、子守唄になったみたいです。
    そのままぐっすり眠ってしまいましたが、ウチに戻ってこれて良かったです。

    たくさんの優しい嬉しいお言葉ありがとうございました。

    ホル、実はエロエロ猫でして、何処かでポロ蔵さんを見かけて、ストーカー猫になってたりしてたら、ゴメンなさいです^^;
    ちょっとだけ相手してくださいね〜。
    posted by ガラシャ | 2009/06/06 12:49 PM |
    << NEW | TOP | OLD>>